祈り
鳥たちが何処からともなく去来し
それぞれの家路へと帰って行く
今日も一日が終わり
神の元へ感謝をささげる刻
身体を捧げ心を捧げ
黄金の大地を踏みし収穫を祝う晩秋の夕べ
そこいらに漂う草いきれにまみれた
安堵と大地の旋律の余韻と共に…
口ずさむのは祈り
私たちは祈り
星に願いを託し
歌を風にのせた
革命を起こし異端が時代を覆す
時代は繰り返す
内なる衝動が響きわたる
内なる自由を手に入れよと
祈れ
遠き日の記憶と共に
怒れ
信ずる心と仲間と共に
来たれ
良き時代とこの祝福を神と共に
2017.4.17
(2017.11.17改稿)
0コメント